プロミックスの歴史 / プロミックスの特徴 / 利用用途 / 呼び方(デニール) / 製造方法 / 染色に関する事項
プロミックスの歴史
●プロミックスは1970年代に日本の東洋紡㈱にて開発され、動物性たんぱく質(ミルクガゼイン)を30~60重量%とアクリル繊維の原料となるアクリルニトリルを結合して作ります。
●動物性たんぱく質は牛乳に含まれており、ミルク繊維ともいわれています。ちなみにこの繊維を100グラム作るのには、牛乳1.4リットルが必要となる贅沢な繊維です。
●繊維形状が絹に近いため、ソフトでしなやかな風合い、美しい光沢を放ち、吸湿性は乾燥性がとても良好です。
呼び方(デニール)
●プロミックス(フィラメント糸)は0.05gで長さが450メートルあるものを1デニールとする。
●デニールは、プロミックスのほか、化合繊フィラメント(合成繊維全般)で使用されている。
●フィラメント糸の定義として、連続した長い繊維(フィラメント)からなる糸で、太さが均一、毛羽立ちが少なく、平滑で光沢があり、ふくらみが少なく、冷たい感触となっている。
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